タグ:奇跡のリンゴ ( 2 ) タグの人気記事

Happiness Letter82〔農業に自由の息吹を!〕

c0190267_0342211.jpg【佐藤なおふみ選対委員長寄稿】
前代未聞の無農薬リンゴ栽培を目指す木村秋則さんが探し求めた答が目の前にありました。
それは、雑草が生え放題で、地面は足が沈むくらいフカフカだったのです。
「土」が全く別物だったのです。
土はいくらでも素手で掘ることができるくらい柔らかいものでした。

「これだ!この土を作ればいい!」
直観というより、何者かが自分の頭の中でそう囁いている気がしました。

森の土壌の豊かさに気づき、雑草を生やすようになってから、リンゴの木はゆっくりと健康を回復し始めました。

それから更に二年の月日が流れ、残った400本のリンゴの木の内、一本が七個の花を咲かせ、二つの実をつけました。
そのリンゴは神棚に上げ、それから家族皆で食べたそうです。驚くほど美味しかったとのことです。
c0190267_0352664.jpg
木村さんは無農薬リンゴを作る過程で、一つの「悟り」を得ました。
自分は今まで、リンゴの木の見える部分だけ、地上のことだけを考えていた。
農薬の代わりに、虫や病気を殺してくれる代わりを探していただけだ。
それでは農薬を使わなくても、農薬を使っていたも同然だ。

リンゴの木があれだけ害虫と病害に苦しめられていたのは「自然の強さ」を失っていたからだ。
自分のなすべきこととは「自然」を取り戻してやることだけだ。
この「土」を再現すればリンゴの木は必ず根を伸ばすはずだ。

リンゴの木は自然から独立しているわけではない。周りの自然の中で生かされている。
人間も同じだ。ともすれば、人はそのことを忘れ、自分一人で生きてるように思い込む。
そして栽培する作物も、そういうものだと思い込んでいる。
「農薬を撒く」ということは、リンゴの木を周りの自然から切り離すことに過ぎない――
これが木村さんが、無農薬リンゴ栽培を通して得た「悟り」です。

戦後の日本農業は、悲しいことに衰退の一途を辿っています。
その理由は、このように「農業に命を懸ける」ことが少なくなってしまったからではないでしょうか。
戦後日本農政の極端な規制、保護、生産調整等の歪みがそうさせてしまったのだと思います。

私は「味の良い農作物をたくさん作り、たくさん販売した農家が豊かになっていく」、そんな農業を日本に根付かせたいと思います。
そのために、日本の農業を縛る多くの規制を緩和、撤廃し、「自由の息吹」を吹き込んで参ります。
絶対に日本の農業を成長産業、基幹産業に育てていくぞ~!!

佐藤 なおふみ
ブログ⇒http://satonaofumi.blog68.fc2.com/

[PR]
by happyscience | 2010-03-04 00:36

Happiness Letter81〔奇跡のリンゴ〕

c0190267_0285471.jpg
【佐藤なおふみ選対委員長寄稿】
昨年の今頃でしょうか。
ある方から『奇跡のリンゴ』という本を頂き、
多くのことを学ばせて頂きました。






奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
石川 拓治 NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班
幻冬舎
売り上げランキング: 973

青森の弘前でリンゴ園を経営されている木村秋則さん方が九年越しの労苦の末、無農薬のリンゴを作ることに成功した話です。

そもそも、リンゴ園は「農薬を使わなければ壊滅する」というのが常識になっています。
もちろん、リンゴ自体に農薬が含まれているわけではありません。
あくまでも、収穫までの過程で、農薬を使って害虫を駆除したり、病害を予防したりしているのです。

木村さんはリンゴ園を無農薬化すべく、農薬の代わりに、黒砂糖、胡椒、ニンニク、唐辛子、醤油、味噌、塩、牛乳、日本酒、焼酎、小麦粉、酢等、思いつくものすべて、手当たり次第に試してみました。
しかし四年を過ぎても、リンゴ畑で花は全く咲かず、それどころか800本の木が枯れかけてしまいました。
そして、家の蓄えは底を突き、一家七人が貧乏のどん底に落ちてしまいました。

「自分がもしここで諦めてしまえば、もう誰もそれをやるまい。自分が諦めることは、人類が諦めることだ。」
木村さんは、そうした使命感を抱き、いつしか無農薬の夢を実現するためだけに生きていました。

しかし、六年目の夏を迎え、「もう自分にはできることは何もない。自分が死ねば、全てを終わらせることができる。」
そう思って、岩木山の山奥で死のうと決意しました。
皮肉なもので、全てを捨てようと思った時から、月や街の灯り、夏の夜空、暗い山道、足元で鳴く虫の音も、何もかもが美しく思えたそうです。

そして、二時間ほど山を登ったところで、適当な木を見つけ、持ってきたロープを木の枝に投げました。
すると、ロープの端が指からスルリと抜けて、勢い余って、あらぬ方向へと飛んで行ってしまいました。
そのロープを拾いに山の斜面を駆け降りた時、木村さんは異様な光景を目にしました。

それは月明かりに照らされたリンゴの木でした。
「山奥のこんな場所に、なぜリンゴの木があるのだろう?」
条件反射のように「誰かが農薬をまいているのだろう」と思ったそうです。
その時でした。木村さんは、脳天を稲妻に貫かれたような感覚に襲われました。
「そんなはずはない」
ロープのことなど忘れて走りました。

近寄ると、こんな山奥にリンゴの木があるわけはなく、ドングリの木でした。
それでも心臓の高鳴りは止まりません。
なぜ、農薬を使っていないのに、この木はこんなに葉を茂られているのだろう?

六年もの間、探し続けた答えが目の前にありました!
リンゴ園の木も、このドングリの木も同じ岩木山の空気を吸い、同じ太陽の光を浴びている。条件は殆ど変わらない。
だけども、決定的な違いが一つあったのです。(つづく)

佐藤 なおふみ
ブログ⇒http://satonaofumi.blog68.fc2.com/

[PR]
by happyscience | 2010-03-04 00:25

「この世とあの世を貫く幸福」と「仏国土ユートピア」の実現を!


by happyscience
プロフィールを見る
画像一覧