【木村智重のMirai Vision】「共産党宣言」を葬り去る

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■幸福実現党党首

 ◆「社会主義国・日本」が完成へ?

 日本はかつて、「世界で最も成功した社会主義国」と言われました。いえ、今まさに社会主義国としての日本が“完成”しようとしているのかもしれません。

 経済学者のシュンペーター(1883~1950年)は「資本主義が成功すると、やがて社会主義化する」と警鐘を鳴らしました。シュンペーターは著書「資本主義・社会主義・民主主義」の中で、資本主義が衰退して社会主義に移る兆候を挙げています。例えば、(1)所得再分配を目的とした税制(2)労働市場や金融市場に対する統制(3)公共企業の無際限の拡張-などです。

 この兆候は、鳩山政権の政策で言えば、(1)子ども手当、所得税最高税率引き上げ検討(2)製造業派遣の原則禁止、証券優遇税制見直し(3)小泉内閣での郵政民営化路線を転換し官営企業として肥大化-といった具合になります。

 ◆「宣言」は民主党の政策と共通

c0190267_1110810.jpg 鳩山内閣の閣僚には、菅直人副総理・財務相や仙谷由人国家戦略担当相、直嶋正行経済産業相、福島瑞穂消費者行政担当相など、労働組合や市民運動などの左派勢力に根ざした政治家が多く、今回の政権交代は、社会主義政権の誕生と言えるかもしれません。その証拠に、民主党が推し進める政策は、マルクスが「共産党宣言」で列挙した共産主義国家の樹立のための政策とかなりの部分、共通しています。

 ▽高校の実質無償化→「すべての児童の公共的無償教育」

 ▽農家への戸別所得補償→「都市と農村との対立を取り除く」

 ▽所得税の最高税率引き上げ検討→「強度の累進課税」

 ▽郵政民営化の見直し→「国立銀行によって信用を国家の手に集中」

 ▽相続税に代わる資産課税検討→「相続権の廃止」

 加えて、ヒトラーのナチス党(国家社会主義ドイツ労働者党)とも多くの共通点があります。ナチス党綱領には、「大企業の利益の再配分」がうたわれていました。鳩山由紀夫首相は2月に一時、「大企業の内部留保への課税」に言及し、“大企業つぶし”に動こうとしました。ちなみに、ナチス党綱領も「無償の高等教育制度」を盛り込んでいます。

 ◆努力する人が報われる社会を

 幸福実現党が目指す政治は、「共産党宣言」やナチス党綱領とは正反対のものです。行き過ぎた所得再配分は、国民や企業の意欲を失わせるため、所得税や法人税を10%程度の一律課税(フラット・タックス)とすることを目指します。相続税や贈与税を廃止し、私有財産を肯定し、国民が豊かになっていくことを全面的に後押しします。

 農業についても、農家の保護は実質的に高齢農家向けの「社会保障政策」になってしまっているので、農業への参入や農地売買を自由化し、意欲のある農家や企業の国際競争力を高めたいと考えます。若者が働く場として魅力を感じ集まってくる未来産業へと農業を発展させ、将来の世界的な食糧不足に備えます。

 幸福実現党の経済政策を簡単に言えば、新しい基幹産業の創出による景気回復と、大減税、大胆な規制緩和による高度成長の実現です。このように私たちは、「共産党宣言」を葬り去ることを目指しています。旧ソ連や北朝鮮のような、国民皆が貧しくなる国ではなく、国民がその努力に応じて報われる社会をつくります。

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by happyscience | 2010-04-02 11:10

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