温室効果ガス:鳩山代表「90年比25%減」明言 

「毎日jp」より転載
民主党の鳩山由紀夫代表は7日、日本の20年までの温室効果ガス排出削減の中期目標「90年比25%減」を実現する考えを明言した。政府目標の「05年比15%減(90年比8%減)」の事実上の政策転換に向けて大きく動き出した形だ。具体的な政策手法は今後としているが、京都議定書に定めのない13年以降の枠組み構築を目指す国連や環境NGOの関係者からは「交渉の加速材料となる」と歓迎の声が上がった。一方、コスト負担を懸念して大幅削減に反対してきた産業界は厳しく受け止めつつ、鳩山代表が「主要国の参加による合意が前提」とも述べていることから民主党の動きに注目している。

鳩山氏、大胆な削減数値を明言しましたね。これって、私は、よくわからないので、ググってみたところ、2008年での削減確定値というのは、ありませんでした。前年の確定数値、2007年のものがありました。

こちら→2007年度(平成19年度)の温室効果ガス排出量(確定値)<概要>

これのPDFの2ページ目をみてもらうと、京都議定書の基準年(1990年)に対して9%増加しております。マイナス6%を目指している京都議定書の削減目標に向かっているどころか、増加しているのが現状。他の条件を加え、少なく算出しているものでは、「原子力発電所の利用率が長期停止の影響を受けていない時の水準(1998年度の実績値)にあったと仮定して我が国の温室効果ガスの総排出量を推計すると、2007年度の温室効果ガスの総排出量は基準年比で4.0%増」だ。いずれにしても、現状は、基準年よりも増加し、2007年度は前年度よりも2.3%増加して過去最高を記録。

それで、今回、鳩山氏の明言した1990年の基準年に対して25%減とは、現状から言うと、相当、現実離れした削減目標ではないかということが見えてくる。大きな目標は、世界中の方が称賛するでしょうが、その削減に取り組まないといけない企業は、いい迷惑になりそうだ。

結局、2020年、数値をどういじっても目標達成できないので、うやむやにするしかないことになるのではないか。そして、現実離れした削減目標を言ったのは、誰かという話しになるのではないか。

参考資料リンク
我が国の温室効果ガス排出量
温室効果ガスインベントリオフィス

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by happyscience | 2009-09-08 01:59

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