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中国軍事力白書2009年版について 議会向け年次報告書

こんにちは。
すでに投票にいかれましたか?
私は、昨日に投票を済ませて、午前中は、お仕事の準備をしておりました。
本日は、開票の立会人に任命されておりますので行ってまいります。

さて、今回の選挙の争点として、政権交代だとマスコミが言っておりますが、まあ、それも国民の関心の中心ではありますが、国益を考えた観点からは、今回の政策の争点は、国防問題を抜きには成り立たないでしょう。

ですから、世論がどのようであれ、今日は、現実問題としてある、中国軍事力白書2009年版を紹介することにいたしました。これは、平成21年度に米国国防長官府が米国議会に提出した「中華人民共和国の軍事力」についての年次報告書に基づき、世界の動向をも踏まえ見解をまとめたものです。

「中国の軍事力について日本の識者にも理解を深めて頂く目的で、平成19 年度及び平成20 年度の過去2 年間にわたり、『中華人民共和国の軍事力』についての年次報告書を和文に翻訳。本年度は、今年3 月に提出された年次報告書と過去2 年間の報告書との間に重複する箇所が多くあることから、相違点に焦点をあてた形での最新の年次報告書の要旨を作成することにいたしました。その結果、谷口智彦氏(慶応義塾大学大学院SDM 研究科特別招聘教授)に極めて情報量の多い、また貴重な示唆を含む本書をとりまとめて頂くことができました。中国の軍事力の動向を理解するために、多くの方々に、是非、本書を活用して頂きたく存じます。
なお、本書に盛り込まれた見解は、財団法人 日本国際問題研究所の意見を代表するものではないことを申し添えます。」「(「はじめに」より転載)

中国軍事力白書2009年版 米国国防総省長官官房編
 「中華人民共和国の軍事力・2009 ~議会向け年次報告書~」


この内容で注目すべきは、従来から中国軍が進める「接近阻止、領域拒否」能力の充実に加え、「核戦争、宇宙戦争、サイバー戦争」能力をもつことが中国軍近代化の目玉となっているという事実であり、そのことがとりもなおさずアジア太平洋を超える意味合いを持ちつつある現実であることです。

中国が持つ巡航ミサイルのカバレッジですが、いかに日本とインドが直接威圧的な対象となっているかが、以下の図でわかります。
中国軍事力白書2009年版について 議会向け年次報告書_c0190267_14513478.jpg

詳細は、資料をご覧いただきたいのですが、これが、周辺国の現実であり、今の日本の政治家は、いかに日本が置かれている状況が見えていないかということになります。すでに、軟禁といますか、恐喝といいますか、人質にまるごと国家が取られているような状況にあります。

国民に対する「国防」に関する調査では、関心のある人は、約2%です。それを選挙の争点にすると、まったく、投票数には、結びつきません。しかし、国民の生命と安全、財産を守るのが、まず、第一であるならば、決してはずしてはなりませんし、有事の際の具体的なシュミレーションのための手を考えておく必要があります。

特に、北朝鮮をバックアップしているのが、この中国ですから、軍事バランスを考えて置かなければ、チベットの人々のように一気に弾圧、植民地化されることは、間違いありません。

非核三原則で核を持ち込んでいないかという調査をすると鳩山氏は言っておりますが、それを一番、喜んでいるのは、金正日でしょう。

明るい未来を拓くために、智慧と勇気ある政治家の出現が急務です。


by happyscience | 2009-08-30 14:47

「この世とあの世を貫く幸福」と「仏国土ユートピア」の実現を!


by happyscience